幼児は常に何かに没頭する。
そこには変な意図もなく、
時間も空間も制限がない。
だから、いつまでもやる。
だから、どこでもやる。
その結果、親に
「もうご飯の時間です!」
「片付けなさい!」
と叱られたりもする。
仏教では三昧という言葉がある。
精神を集中し、雑念を捨てる
ことだそう。
ただひたすら遊びに集中し
おなかすいたことさえ忘れる。
まさに幼児の没頭こそ
この境地ではないか?
人は6歳ぐらいまで
脳波が違うという。
子供は脳波が緩やかな波。
大人は脳波が激しい波。
これは大人はアレコレと考える
思考的な状態が優位だということ
反対に子供は思考が
落ち着いている。
だからいろいろな物事を
柔軟に吸収する。
ありのままを見る。
思考を緩め、
子供に戻る。
落ち着いて三昧の境地を
遊びたいものだ。