頭の中に「望ましい状態」を

思い浮かべると

それを実現するために

目の前の物を見るようになる。

 

これがノウハウや手段になる。

 

昨日その話をした。

 

これは反対に頭の中に

「望ましくない状態」を

思い浮かべるとどうなるか?

 

同じことが起こるのだ。

 

つまり「望ましくない状態」を

実現するように

目の前の事物に意味を与える。

 

ある人の話。

 

幼稚園のころ、

園にハムスターがいて、

 

「踏んじゃだめだ」

「踏んじゃだめだ」

 

と思えば思うほど、

結果として踏んでしまったらしい。

 

望ましくない状態をイメージすると

それを実現する手段を

目の前の現実から選択してしまう。

 

嫌な人を思い浮かべる

例えば、イヤーな上司が

いたとしよう

 

その人にいなくなってほしい、

と考える。

 

だが、考えれば考えるほど

頭の中でその人の存在は

大きくなっていく。

 

そして、目の前の現実から

その人の存在を感じる出来事を

選択するようになる。

 

例えその上司が上機嫌で

笑っていても、

あなたの目には、

憎らしい上司にしか映らない。

 

これが、「望ましくない状態」

を思い浮かべることの

メカニズムだ。

 

脳には否定形が無いのだから、

「望ましくない状態」を

排除したいのであれば、

 

「望ましい状態」で上書き

するのがいい。

 

嫌な人ではなく、

好きな人を想う。

 

これが人生の秘訣だ。