これは、こう考えると
とても楽になれる
というお話。
私たちは誰かほかの人と
接するとき
少なからず恐怖を覚える。
まったく知らない人
はじめて会う人
ちょっと厳しそうな人
そんな人と会う時
何となく構えてしまうもの。
つまり、自分と違う
ということに
恐怖を覚える。
反対に、自分と同じ
ということに
安心を覚える。
これを類似性の原則
と呼んだりする。
だから、こう考えてみる。
『みんな私だ』
会社にいる、自分にも
他人にも厳しく、
鉄面皮のような部長
ああ、あれは自分が
完璧な強さを求めたら
たどり着いていた私なんだな。
いつも時間を守らない
何を考えているのか
分からないわがままな人
ああ、あれは自分が
完璧な自由を求めたら
たどり着いていた私なんだな。
何のことはない、
怖い人も、恐ろしい人も
訳が分かんない人も
尊敬する人も
格好いいなぁと思う人も
美しいなぁと思う人も
みーんな、自分の可能性の
体現者であって、
みーんな、私なのだ。
人でなくても同じ。
他の植物も
他の動物も
微細な細菌でさえ
私の可能性の一つなのだ。
『みーんな私』
こうすると、
恐怖はなくなる。
不思議なものだ。