「我々は変化しなければならない」
と言われると、僕は少し嫌な気分になります。
変化を迫られるような、切迫感を感じるからです。
でも、
『流れない水は腐る』
という言葉には、深い納得感を覚えます。
自然の摂理だからです。
僕たちの体は同じことです。
同じ自分だけれども、日々細胞が入れ替わっている。
血流は常に流れ、これが滞ればたちまち病気になります。
ゆく河の流れは絶えずして、
しかももとの水にあらず。
方丈記の一説だそうです。
河や僕たちの体の如く、『同じ』を維持するためにも、流れという『変化』が必要。
変わらないために変わろう