何を当たり前なことを
偉そうに言うんだ!
と、よく奥さんに言われる(笑)
しかし、よくよく考えると
当たり前と言うのは
ものすごいことだ。
私たちの当たり前に
空気
がある。
私たちは当然に空気を
吸って吐いて生きている。
もう当たり前すぎる。
だが、空気がなければ
私たちは生きていけない。
私たちは当たり前に
水を飲む。
水道水にさしたる価値は
感じないかもしれない。
だが、私たちの
だいたい7割は水分らしい。
当然水がなければ生きていけない。
外国に行けば、
水道水は飲めない。
先進国たるアメリカも
ヨーロッパも水道水は
飲めない。
当たり前に水道水が
飲めるのは日本ぐらいのものだ。
私たちは
当たり前に親がいる
当然、親がいないと子は生まれない。
命は親から生まれる。
人間をはじめ、哺乳類は
親に育てて生きていく。
親がそだてなければ
子は生きていけない。
ウミガメや魚とは違う。
貴重で欠かせない、
本当に大事なものだからこそ
『当たり前』
と言う境地に達する。
そして、当たり前になると
私たちは価値を忘れる。
当たり前は、自分の一部に
なるようなものだ。
一緒になると価値を感じにくくなる。
だが、そこにこそ
本当の価値があると気づけば、
人生これほど楽しいこともない。
当たり前こそ
『在り難い』のだ。
感謝は当たり前に価値を
思い出させる魔法だ。