誰かにお仕事を確認するとき
「おい!あれどうなっている?」
と聞く。
こんな上からで行けば
相手は闘争・逃走本能が働く。
「なんだ偉そうに、自分で考えろ!」
「ああ、すみません。今やっているところです」
結局、状況を確認する、といった
本来の目的は果たせない。
ミスコミュニケーションの原因は
自己認識のズレにある。
自己認識、つまり自分が何者であるか?
自分が偉い、とか
自分が被害者側だ、とか
その場に合わない自己認識を持っていると、
うまくない。
それがしぐさや言葉に出てしまう。
だからちょっとここを変えてみる。
自分は教えを乞う生徒だ
とかどうだろう?
「あ、教えてくれませんか?
あの仕事、どうやられるつもりですか?」
「ああ、それならこうやりますよ」
「そうなんですね、いつ頃終わらせますか?」
「そうだね、明日には」
「さすがですね!」
ちょっと自己認識を整えると
コミュニケーションが変わる。
その時に適切な自己認識を選ぶのが
楽しく生きるのによい。