子供が母親に

「悪者だ!うんこだ!」

と言う。

 

母親は

「なんでそんなひどいこと言うの!」

と叱る。

 

子供のために叱るのは素敵だ。

 

だが、これが

「なんで、私がこんな酷いことを

 いわれなきゃいけないの、、、」

と、沈んでしまう。

 

とやっかいだ。

 

子を愛するがゆえに

その子の言葉に傷つく

分かる話だ。

 

だが、子供は実のところ

「悪い」とか「うんこ」とか

本気では考えていない。

 

自分の感情を発する手段や

表現力が無くて、

選ばれた言葉がそれと言うだけ。

 

むしろ、「悪い」「うんこ」に

反応しているのは

母親本人の世界観なのだ。

 

私たちは発された言葉など

音階の羅列に過ぎない

と言うことを思い出した方が良い。

 

そんなものに意味などない。

 

まして、相手が言葉でこちらを

攻撃することなどできない。

 

いくら厳しい言葉を吐いたとて

その吐いた相手の頭の中に

怒りやうっぷんの情景が

浮かぶだけだ。

 

つまり、

 

私たちは私たちの心に浮かんだ

内的なイメージに対して

反応しているだけなのだ。

 

頭の中、心の中は唯一自分の

好きに創れる世界だ。

 

いちいち、いやな反応をするような

世界を創る必要はない。

 

快適で素晴らしい、

愛おしい世界を描けばよい。

 

反応人間になるのはやめて、

創造主となるのだ。