境地をイメージする。
それは楽園で心安らかで
穏やかな力に溢れている。
健康も富も幸福も全部
自分の中にある状態。
自然に笑顔がこぼれ、
世の中への慈愛が
あふれ出んとする状態。
私はよく瞑想でこのような
境地に達する。
まさに仏教上の境地、
涅槃(Nirvana)だ。
これを、瞑想で終わらせると
もったいない。
なので、常に持ち歩く
ことにした。
常に、涅槃は心にあり
と意識する。
呼吸を整え、
リラックスする。
そうするといつでもどこでも
この境地を呼び出せる。
何か不愉快なことがあっても
「ここに涅槃在り」
と心で唱え、力を抜く。
何か痛みを感じても
「痛みの中に涅槃在り」
と心で唱え、力を抜く。
近くで誰かが怒っていても
「いまここに涅槃在り」
と心で唱え、力を抜く。
驚くぐらい一瞬で心の
穏やかな境地が再現される。
人はいつでもどこでも
自分のなりたい状態になれる。
それは心だけはいつでも
自由自在だからだ。
私たちは心は
扱えるのだ。
そして心は現実そのものだ。
なんと心地良い人生か。