大抵の人は、物事を白黒つけて考える。
一方で、常に現状を打破する力を
持つ人は、白でも黒でもない、
第三の選択肢を示す。
明治維新、日本は外国を排斥するか?
外国に従うか?の2択で考えていた。
その中で、坂本龍馬や勝海舟は
外国と商売をし、国力を高める
第三の選択肢を持っていた。
幕府を大事にするか?
朝廷を大事にするか?
薩摩藩を大事にするか?
長州藩を大事にするか?
という選択肢もあった。
そこに、薩長同盟を作り
幕府から朝廷に大政奉還を
するというそれぞれ第三の
選択肢をしめしたのも
坂本龍馬の凄いところだろう。
他者を敵と認識すると
第三の選択は出てこない。
他者を愛すべき隣人と認識すると
いくらでも選択肢が出てくる。
調和した道が見えてくるからだ。
坂本龍馬はそうした意味で無敵
だったのだろう。
考える前に、行動する前に、
まずは認識を改めることが
大事だ。
否、認識こそが思考と行動の
源泉であるということだろう。