交感神経というものがあります。
それは闘争と逃走の神経です。
もともとは外敵に遭遇した際、
戦うか、逃げるか、のモードに
入るものです。
つまり戦闘モード。
ただ、意外な事実があります。
それは、空手を始めとした
武道では、戦闘モードではなく
脱力モードで戦うのです。
どういうことか?
交感神経優位な状態は、
戦い、逃げれるように、
筋肉を硬くします。
しかし、本当に戦闘に勝つには
逆に筋肉を柔らかくし、
すぐに攻撃できる状態を
作らなければいけません。
なので、脱力が大事なのです。
つまり戦闘だからこそ
リラックスする、という
本来真逆のようなことをするのです。
そこが、喧嘩と武道の大きな違い。
さて、フロー状態というものがあります。
それは、仕事やスポーツなどで
最もパフォーマンスが発揮されやすい
状態です。
これが戦闘モードかリラックスモードか?
どちらだと思いますか?
力が抜け、思考的ではなく、
無意識で体が動き、
しかも集中している状態。
そう、脱力、リラックスモードなんです。
さあ!力抜いていきましょう!