このところ、

「長生きしている人」

の本を立て続けに読んでいる。

 

98歳の女性小説家

99歳の女性医師 兼 舞台女優

101歳の男性医師

 

それぞれに共通している点がある。

 

1.野菜をよく食べる

2.現役で仕事をしている

3.人生を楽しんでいる

 

この3つだ。

 

1の野菜をよく食べるについては、

健康の基盤というところなのだろう。

身体というインフラ整備のために

必要なことだと思われる。

 

野菜には体を健康に保つ成分が

多く含まれている。

 

一方、肉魚などの動物性の栄養が

NGというわけでもなさそうで、

 

長寿で健康の人は、野菜をいっぱい食べ、

適度に肉魚を食べている方が多いそうだ。

(101歳の男性医師のみてきたところ)

 

偏りすぎずバランスよく何でも食べる

ということが身体のベースづくりに

大切なことなのだろう。

 

2.現役で仕事をしている

については、彼らは仕事を愛している

とさえ言う。

 

ワークライフバランス、働き方改革など

と言われるが、一方的に仕事が健康を害する

ということではなく、

 

反対に、仕事が健康の秘訣と

言ってもよさそうだ。

 

自分の人事の仕事の経験上でもそうなのだが、

猛烈な仕事人間ほど、会社をリタイヤした後

何をしてよいかわからなくて意気消沈する。

 

中には、意気揚々とリタイアして自由だ!

と思ったら、やりがいを失って、

うつ病や自殺、となってしまう人さえいる。

 

大事なのは、仕事を楽しんでいること。

日々の仕事が人生の楽しみになっていること。

このあたりがポイントであろう。

 

3.人生を楽しんでいる

について、長寿で健康な人は、

驚くほどポジティブに物事を見ている

という共通点がある。

 

何か不都合があってもそれを楽しむ

余裕を持っている。

 

99歳の医師兼舞台女優の女性は、

車にはねられて顔面を強打し、

鼻血を出すけがをするも、

 

降りてきた加害者が

イケメンの青年であったため

これが眼福と、その会話を楽しんだらしい。

 

なんという、心の余裕だろう。

 

単に、食事、運動、休息をバランスよくとる、

という物理的なことも大事だが、

 

むしろそれ以上のポイントは、

仕事、人生に向き合う姿勢ではないか、、、

そう思わせる話である。

 

常に笑顔で人生を楽しみ続ける

そんな人でいようと思う。