中国古典の「荘子」を読んでいます。
※通は「そうじ」って読むらしいですよ(笑)
「荘子」読んだことありますか?
僕はちょっと読んでたら格好いいかな?
という浅薄な考えで読み始めました(/ω\)
読んでみるとなかなかで、
人の自然な在り方を説いた
名著であると感じました。
この思想が血肉になったら、
人生の苦悩はほとんど
たわいもないものに感じられる
・・・かもしれません(笑)
ただ、ここでは人生哲学はさておき
マーケティングの視点で
役だつ考えが満載だったので、 そんな話を今日は
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「朝三暮四」って
聞いたことありますか?
僕はなんか聞いたことがあるような、、、
でも中身は知らん!
という、
つまり聞いたことないのと一緒じゃん!
という状態でした(*^-^*)
(見栄っ張り)
で、どんな話かと言うと、
猿に餌をやるにあたり、
飼い主がこう言うわけです。
「朝に飯を3個やるけん、夜は4つな!」
すると猿は怒る訳です。
「朝に4つよこして、夜3つにせいよ!!!」
と
・・・あほか?
って思いませんでしたか?
でも、サルはすぐ4つ欲しいわけです。
で、
実のところ、
「世の中の議論なんてこの程度のものだ」
というお話なんです。
つまり、
対立するある一方が、
「Aでないと嫌だ!!!」
と言っているのは、
より広い視野で見ると、
「どっちでも同じこと」
だと言う事です。
視野狭窄に陥っていると、
どうでもいいことで
対立してしまう、
と言うようなメタファーですね
で、主題の
マーケティングでどう大切なのか?
というと、
お客さんに刺さる訴求も
朝三暮四と同じってことなんです。
つまり、
どちらでも良いけど、
どれかが刺さる
と考える
例えば、
「楽して稼げます」
って良く聞くから、
これが答えだと思っちゃいません?
「楽じゃないと刺さらない!」
と思っちゃう、、、
そうすると他に発想が生まれない
例えば、
戦国十傑に数えられる
山中鹿介さんは
「我に七難八苦を与えたまえ!」
と言ったらしいじゃないですか
いや、僕ならごめんですけど(笑)
でも、
フラットに観れば
「そんな人もいるなぁ」
だし、
楽して成功しても
苦労して成功しても
成功は同じだし、
後で振り返ったら
苦労した方が
人生の彩(いろどり)
になるのも事実ですよね?
だったら、
「ウチは他と違ってちゃんと
ビシバシ苦労して
確実に成功させますよ!!!」
と言う訴求だって
一定層には響くわけですよ
そーゆーのが響く人の方が
ちゃんと行動して結果だして
くれるかもしれないですよね?
大事なのは、
楽が正しい
とか
苦労が正しい
とか
答えのある話じゃなくて、
いずれも
朝三暮四なんだから
どちらにエッジ利かせる
ことも可能!
と考えることが
様々な訴求が出来る
土台になる
と言うことですね
ということで、
荘子の「朝三暮四」
頭の片隅においては いかがでしょうか?
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