何かをやろうとする。
やらなければいけないと思う。
でもやる気が出ない。
そんな時あると思う。
シンクの食器を洗わなきゃ
なのに、放置してしまう。
◎◎さんにメッセージ送らなきゃ
でも、今やれない。
今度やるセミナーの内容を
組み立てないとなぁ。
なんか今はその気分じゃない。
人はやりたいけどやりたくない
という不思議な生き物だ。
実はこれ、言葉という枷(かせ)を
外すと簡単に動ける。
ちょっとやってみよう。
セミナーの内容を組み立てたい
まずそのことが思い浮かぶ、
でもなんか楽しくない。
ここまではいい。なんら問題ない。
問題はここから。
その後、私たちは必ず
「やらない理由」
を言語化している。
例えば、
「今は気が乗らない」
かもしれない。
ここで言葉の呪いを解除する。
「”気が乗らない”これはただの感覚
ただの刺激に過ぎない」
「この刺激に名前などない」
そうすると、実際に感じている
モヤモヤが言葉によって名付けられる
前の感覚に戻る。
もともとが
「おなかに感じるずっしりとした重い感じ」
だったとすると
ただの意味のない
「おなかの感覚」
にまで戻るのだ。
こうするともう”気が乗らない”なんていう
架空の感覚は消え失せる。
ただ、やりたいことをやるだけになる。
種明かしをすれば、
私たち人間は感覚に言葉で名前を付けて
勝手にそのことと何かをつなげている。
「おなかに感じるずっしりとした重い感じ」
に
「気が乗らない」
という名前を付け
「気が乗らない」から「セミナー準備ができない」
とつなげている。
単純なんだ我々は。
初めからこの言葉の呪いを解いて
しまえばいい。
数秒でできる行動術だ。