実は武道において大事なのは
脱力だったりする。
強い突き蹴りを出すためには
脱力が必要なのだ。
脱力があるからそのあとに
力を込めることができる。
また、硬い筋肉はケガのもとで
柔らかい身体はケガをしにくい
一見にして弱そうな
脱力、柔らかさが
一転して強さとなる。
心も同じだ。
固く構えている心は
強いように見えるが、
その実、崩れやすい。
逆に柔らかい心は
よさそうに見えて、
しなやかな強さを持つ。
心が凝っているな
凝り固まっているな
と感じたら、
身体の力を抜いて、
そのうえで、
心も力を抜こう。
捉われる心
凝ってしまった心を
手放し、
柔らかい
柔軟でゆるやかに流れる
川のような心を
イメージしてみよう。
身体の脱力も
心の脱力も
イメージが大事。
柔らかく柔らかく
楽に楽にとイメージして
心身共に力を抜こう。