楽しもう!
というと、ワクワクすることや
ユーモアを探さなければ
と思ってしまわないだろうか?
楽しいという言葉を
辞書で引くと
満ち足りたことを喜ぶさま
と出る。
満ち足りる感覚が
必要なのだ。
人は、満ち足りることを
「楽しい」
と感じるのだ。
当然満ち足りるには、
欠乏が先に存在していないと
できない。
欠乏が埋まったときに
満ち足りた感覚を
感じるのだ。
苦があるから楽がある
退屈があるから楽しくなる
そう考えると
ちょっと大変なことに
感じるかもしれない。
だが、不足を満足に変える
魔法の言葉がある。
いや、不足感と満足感を
同時に発生させる
魔法の言葉と言っても
よいかもしれない。
それが、
「ありがたい」
だ。
なにせ、
「在り難い」
存在しがたいもの
とその事柄を枠ぐむのだ。
満ち足りているということは
存在しがたいのだ。
満ち足りた、と思ったら
すぐに不足を感じる
だから、人は歩み続ける
ことができる。
そんな、わずかな、
満ち足りた状態
それが「在り難く」
なくてなんであろう?
何かに
「ありがたい」
と感じる瞬間、
人は不足であったことを
思い出し、
さらに、満足を体感できる。
感謝とはかように
魔法のような言葉だ。
楽しみたければ、
「ありがとう」
の心をもつことだ。