昨日、中医学・漢方のプロの方から

葛根湯のセミナーを受けました。

 

大変すばらしいセミナーで、

中医学・漢方の底知れなさ

幅広さに驚愕する内容でした。

 

葛根湯、実は7つの植物から

作られている。

 

どうも漢方薬というのは、

複数の生薬を掛け合わせて

作られるのがベースのようだ。

※もちろん単体で用いられるものもある。

 

新ためて、可能性と言うのは

乗数的だと感じる。

 

たった、10種類の生薬でも

3種類を使うか?

10種類全部を使うか?

配合比率を変化させるか?

 

と考えるだけでも

膨大なパターンの可能性となる。

 

そして、生薬の種類は10種類どころ

ではない。

 

私たち人間も同じで、

多様な人が出会い、

常に化学反応のように影響しあっている。

 

無限の可能性とは、

無から生まれるのではなく、

有限の種類の掛け合わせなのだろう。

 

則ち、私たちには

有限の個を信じる限り、

無限の開かれた可能性があるのだ。