4日間の断食を行っていました。
当たり前なのですが人は食べないとだめですね。
足や手に力が入らなくなってくる
立つとめまいがするようになってくる。
身体が弱まると、心も弱まってくる。
4日目、とうとう立ち眩みで倒れ、
瞬間的にですが失神しました。
初めての経験です。
ということで4日で切り上げ、
ご飯を食べております(笑)
断食後、大きく変わったのは味覚。
ほとんど味がないと思っていたものから
ものすごく味を感じる。
野菜を水で似ただけの汁、
野菜の甘味、コクをすごく感じる
玄米のお米、
とてもとても甘く本当に大好きになった。
特にお米はすごい。
食べただけで、体のだるさが吹き飛び
徐々にエネルギーが戻ってくる。
私たちは飽食の時代に生き、
日々、飢えを味わうこともあまりない。
エネルギーの枯渇を経験しなければ
食のエネルギーを知ることもない。
食の大事さを心と身体で実感できることもない。
このことから学んだのは、
食をため込むのではなく、
循環させるということだ。
お金はため込むのではなく、
有効に活用することが大事だといわれる。
ただ現金で家においておけば
私腹を肥やすだけで、
お金の流れは滞る
お金を使う、銀行に預ける、投資に廻す
これらを通じてお金は世に流れ
世は豊かになる。
これと同じで、必要な量を食べ、
それを消費して、活動として世の中に
エネルギーを渡していく。
そのことで、この世の中が豊かになる。
そんな視点で食をとらえ、
適切なタイミングに適切な量を食べる。
これを実践したい。
人も世も食でこんなにも変わる。
それを実感できたこの経験が愛おしい。