人は感情の生き物だという。
目標を定めても、その通りにいかない。
その目標に突き進む動力が足りない。
そこには感情のエネルギーがないからだ。
まして、人に言われての目標、指示など
そう簡単に動こうはずもない。
無理に動けば、感情(身体)と思考(脳)の
アンマッチで心身を疲弊させることになる。
反対に、その行動に「楽しい」という感情が
セットになれば目標など定めなくても
行動してしまう。
あの人と会って話すのが楽しいから
営業に行くのが楽しみだ。
この仕事が終わればお昼ご飯だ、
どんなおいしいものを食べようかな。
感情が伴ったとき、
人は大いに行動に駆り立てられる。
意図、思考によって計画を立てるだけでは
動けないので、そこにワクワクや喜びといった
感情を注ぎ込むのだ。
人に対してもそう。
どうしても私たちは人をコントロールしたがる。
指示命令などではなく
相手が動き出したくなるような
感情の導出、これは人が動く鍵となるだろう。