心を込めて仕事をする、とよく言う。

 

実際できているだろうか?

仕事には様々な種類がある。

 

単調で退屈な単純作業

掃除、整理整頓

書類の作成、事務処理

 

なかなか心を込める余地がなさそうだ、、、。

 

昨日、私は退職金明細を印刷、仕分けする

作業を行っていた。

 

ふと、思い立ち、退職金を払う一人ひとりに対して

 

「山田さん、長い間お仕事ありがとう」

「田中さん、これから転職して新たな仕事ですね。

 幸福お祈りしています」

 

と、お礼やねぎらいの言葉をかけてみた。

 

仕事に飽きが来ない。

 

そして、自分の中に暖かい感覚が生まれるのを感じる。

 

言葉では表すことができない感覚

涅槃にいるのか?と思う限りなく落ち着いた感覚

 

家に帰り、子供の汚れた上履きを洗う。

同じく、

 

「いつも我が子を支えてくれてありがとう」

「子供が元気に活発に過ごせるよう

 サポートしてくれてありがとう」

 

すごい。自分に後光がさしているような感覚に。

 

食器洗いをしてみる。

 

「いつもおいしい食事を運んでくれてありがとう」

「食卓を支える功労者に感謝します」

 

心が整う音が聞こえる。

 

食器洗いもそうだ

 

情けは人のためならずというが、

心を込めることも、己に即座に返っているのを感じる

 

祈りが、人の病気を癒す、という実験データがある

 

ある患者群を他者から「完治するように」と

祈りを受けるグループと受けないグループに分ける

 

祈りを受けたグループは治癒したり回復する効果が見られた

受けないグループは、悪化したり死亡する結果さえあった

 

また、他者の病気の治癒を祈った、脳腫瘍の罹患者について

本人の脳腫瘍が無くなってしまった、という事例もある。

 

心を込める、それは自分に返ってくる祈りである。